2016年6月10日金曜日

自然災害による回線遮断に有効なソフトバンクの衛星LTE



 ソフトバンクが6月9日に、衛星回線を利用した衛星LTEを試作したそうです。


 通常、携帯回線は無線でありながら、基地局がある程度近くに存在し、かつ基地局の電力はもちろんの事、有線です。そのため、地震・台風などの影響により、通信機器の破損、又は電力の遮断に伴う。携帯回線の不通が起こりました。


 それを、ソフトバンクが提唱した「衛星LTE」なら、衛星本来のソーラーパネルで太陽光を電力に変換している事から、地球の自然現象に影響されず。なおかつ、上空からなら阻害する物が少ないために、従来の電波塔よりはるかに上空(遠く)から通信が可能です。


 ですがもちろんのこと、距離やノイズ、遅延などの様々な課題から通信方法を新しく考案する必要があるかもしれません。

 そして、実際にソフトバンク回線を経由する設備は衛星にまだ実装されていません。


 衛星通信に対応したスマホを販売するのか、気球による中継装置を築くのか。発展に大いに期待しています。


情報ほか
C-NET:「衛星LTEシステム」で災害時のネットワークを早期復旧--ソフトバンクが試作

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